國學院大學日本文化研究所編、発行:國學院大學日本文化研究所、2004年、A4判106頁

概要

 新潟県弥彦村に鎮座する彌彦神社(旧国幣中社)旧神主家の高橋家に伝来した文書を目録化したもの。近世を中心として、約1,200点の祭祀、神社経済、社領支配などの文書がある。彌彦神社は越後国一宮であり、中世・近世においては武士をはじめとした広い崇敬を受けており、近世の地方有力社の実態を知ることができる文書群である。特に元禄期に神道家である橘三喜の影響下に神仏分離運動を企図した関係記録類もあって注目される。

目次


口絵(モノクロ)
凡例
日本文化研究所近世神社文書分類表
刊行にあたって

目録
1 由緒
2 祭礼・信仰
3 社殿・境内
4 支配
5 経済
6 祭祀者
7 神仏関係
8 学問・芸能
9 記録等