井上順孝編、発行:日本文化研究所「宗教教育の国際比較」プロジェクトと「宗教と社会」学会「宗教意識調査」プロジェクトの共同発行、1999, 2000, 2005年
概要
1999年
「宗教と社会」学会、宗教意識調査プロジェクトと國學院大學日本文化研究所の宗教教育プロジェクトは平成7年より毎年合同で学生に対するアンケート調査を実施してきた。基本的な項目については毎年同じ質問をし、時事的な事柄は少しずつ変えてきた。これを踏まえて、日韓比較を目的とした調査が平成11年4月~6月に行われた。両国でほぼ同じような内容のアンケート調査を実施した。日本での調査は第5回にあたり、韓国での調査は初めてとなる。日本の調査では、73校11,511名、韓国の調査では、7校1,022名の回答を得た。
2000年
「宗教と社会」学会、宗教意識調査プロジェクトと國學院大學日本文化研究所の宗教教育プロジェクトが合同で平成12年4月~6月に行われた日韓の学生に対するアンケート調査の第2回の成果をまとめたもの。日本での調査は6回目、韓国での調査は2回目となる。日本の調査では、42校6,751名、韓国の調査では、12校2,085名の回答を得た。
さらに、同年6月に当時の森喜朗首相の「神の国」発言等をめぐる臨時調査の結果も収録してある。臨時調査は、28の大学から、3,418名の回答が得られた。
目次
はしがき
I. 「宗教と社会」学会・宗教意識調査プロジェクト 第6回アンケー卜結果
i 回答者の概要
ii 身の回りの宗教についての意識・関心
iii 宗教及びそれに関連する事柄への意見
iv 超常現象・オカルト・その他についての関心や意見
v 神仏の存在・その他
II. 臨時アンケート:森首相の「神の国」発言等について
III. 國學院大學日本文化研究所「宗教教育の国際比較」プロジェク卜 第2回韓国学生アンケート結果
i 宗教への関心
ii 家の宗教
iii 宗教及びそれに関連する事柄への意見
iv 超常現象・オカルト、その他についての関心や意見
v 神仏の存在・その他
IV. まとめ
i 調査結果の概要
ii 日韓比較
あとがき
2005年
「宗教と社会」学会、宗教意識調査プロジェクトと國學院大學日本文化研究所の宗教教育プロジェクトが合同で実施した日韓の学生への調査報告。日本では8回目、韓国では3回目の調査となる。日本の調査では、32校4,252名、韓国の調査では、10校21,243名の回答を得た。