國學院大學日本文化研究所編、発行:國學院大學日本文化研究所、2002年、B5判268頁

概要

 江戸時代から幻の古代遺物であり、不要品でありながら愛玩された子持勾玉を集成した資料集。神道考古学系に関する書は、これまでに少ない。神道の研究が、文献史学あるいは哲学、神学方面から、また祭祀学からの研究が行われることに加えて、民俗学や考古学からの追及が、その対象の古さと日本の古代文化の中で、文字の残りの少なさから要求されることは既に先学によって証されてきた。考古学の学問が、遺跡、遺構、遺物を大切にし、そこからできるだけ多くのデータを引き出そうとする時、専門的な見地から比較検討する資料の集成が試みられている。

目次


例言・凡例
原色図版
写真図版
図版
子持勾玉資料集成地名表
子持勾玉関連文献一覧