國學院大學日本文化研究所編、発行:同朋舎、1990年、350頁
概要
昭和62~63年度に「近代日本と宗教」というテーマのもとに行われた4回の公開学術講演会の講演内容と、これに基づいて平成元年1月に開かれたシンポジウムの内容等を併せて一冊の本としたもの。とくにシンポジウム部分は、激しい議論のやりとりがあり、近代における宗教の問題点がいくつか浮き彫りにされている。
目次
講演
宗教史の足元 近代から現代へ(井上順孝)
民俗宗教としての新宗教(荒木美智雄)
霊術系新宗教の台頭と二つの「近代化」(西山茂)
近代日本のキリスト教(大濱徹也)
ポストモダンと既成宗教(大村英昭)
発題 公開シンポジウムにむけて
近代日本宗教論への視角(井上順孝)
公開シンポジウム 近代日本と宗教
あとがき