國學院大學日本文化研究所編、発行:雄山閣出版、1999年

概要

 縄文・弥生・古墳と時間を追って育まれてきた文化、日本列島で認識され行われてきた祭りや儀礼について、考古学の成果をもとに当時の祭祀・儀礼を小林達雄、金関恕、水野正好、和田萃の四氏が語る。シンポジウムを司会した杉山林継が編集を担当した。

目次

発刊に寄せて(阿部美哉)
縄文世界における空間認識(小林達雄)
弥生時代の大型建物と祭祀空間(金関恕)
古墳時代の宗教構造とその空間(水野正好)
古代の祭祀空間(和田萃)
シンポジウム 祭祀儀礼空間の形成と展開
コラム①縄文人の大形建物(宮尾亨)
   ②弥生集落と大型建物(粕谷崇)
   ③豪族居館と祭祀(篠原祐一)
   ④宮・都城と儀礼空間(平野卓治)
あとがき(杉山林繼)
執筆者紹介