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4.スポーツブランド(設問14~設問17)

4-2.1番好きなスポーツブランド(設問15)

村田 信太郎

 設問15は「あなたが1番好きなスポーツブランドを1つだけ選んでください」と質問した」と質問した。 【単純集計】の結果は、「1_Nike」が47.4%、 「2_adidas」が25.6%、 「3_puma」が3.6%、 「4_vans」が3.4%、 「5_mizuno」が5.2%、 「6_asics」が2.8%、 「7_アンダーアーマー」が3.1%、 「8_その他」が8.8%であった。

 性別に見ると(表4-4)、「1_Nike」は男性(49.6%)と女性(43.1%)が同じぐらいで、 「2_adidas」は女性が35.4%と男性の20.7%より多く、「3_puma」は男性(3.1%)と女性(4.6%)が同じぐらいで、「4_vans」は男性が4.3%と女性の1.5%より多く、5_mizunoは男性が7.0%と女性の1.5%より多く、 「6_asics」は男性(3.1%)と女性(2.3%)が同じぐらいで、「7_アンダーアーマー」は男性(3.5%)と女性(2.3%)が同じぐらいで、「8_その他」は男性(8.6%)と女性(9.2%)が同じぐらいであった。 カイ2乗検定の結果、5%水準で有意差が認められた。

 居住形態別に見ると(表4-5)、「1_Nike」は居住形態が実家の場合(46.5%)で居住形態が実家以外の場合(51.5%)という結果から、Nikeは都市部で育った学生と都市部で育っていない学生でそこまで差がないことからどの地域でも好まれていることが分かった。トレンドのデザインが多く、有名人も所有していることが人気の要因だと考える。また「2_adidas」以外のほかのブランドは全体的に数値に変わりがなく、地域関係なく人気が少ないとわかった。一方で「2_adidas」は、実家では28.9%と多く、実家以外では10.3%と少ないという顕著な差があり、カイ2乗検定の結果、1%水準で有意差が認められた。

 課外活動別に見ると(表4-6)、カイ2乗検定の結果、1%水準で有意差が認められた。体育会連合会加盟部会が(41.8%)、その他の体育会系部会(52.5%)で最もNikeが多くの人が好きなスポーツブランドであることが分かった。また文化団体連合会加盟会(50.0%)その他の学術・文科系部会(45.2%)と全体的にNikeが一番人気であり、多くの人から好きなスポーツブランドとして愛用されていることが分かった。一方、「5_mizuno」は1.体育会連合会で18.2%と突出して好きな人が多かった。

Copyright 2024, MURATA Shintaro, 国学院大学経済学部 2024年度「アンケート調査Ⅱ」『コンビニ、マクドナルド、学食、スポーツブランド、外国旅行、ペット、ディズニー、音楽、読書、SNS、美容院についての調査報告書』2024年9月26日 公表

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