問22は「 ISOについて伺います。あてはまるものをすべて選んでください」と質問した。 【単純集計】の結果は、 9000番台を取得済みと回答したのは 48.9% (45社)、9000番台を申請中または準備中と回答したのは 3.3%(3社)、14000番台を取得済みと回答したのは44.6%(41社)、14000番台を申請中または準備中と回答したのは 3.3%(3社)、全体を通してみるとISOを取得している企業が、非常に多かった。例えば、9000番台に関しては48.9%もの企業が取得済みと答えており、一般的なISOの取得状況よりは多いと考えられ、ISOを取得していない企業が今回のアンケートに回答していないためと推測される。
規模別に見ると(表12-1)、 9000番台を取得済みと回答したのは、全体では48.9%、100人未満では40.0%、100〜299人では52.4%、300人以上では69.6%であった。9000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3%、100人未満では4.0%、100〜299人では9.5%、300人以上では0.0%であった。14000番台を取得済みと回答したのは、全体では44.6%、100人未満では24.0%、100〜299人では47.6%、300人以上では 65.2%であった。14000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3%、100人未満では4.0%、100〜299人では4.8%、300人以上では4.3%であった。なお、無回答は全体の 35.9%、100人未満は52.0% 、100〜299人は23.8%、300人以上は21.7%であった。
業種別に見ると(表12-2) 9000番台を取得済みと回答したのは、全体では48.9%、建設業では84.6%、製造業では90.0% 卸・小売業では13.3 %サービス業では15.2%であった。9000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3% 、建設業では0.0 %、製造業では3.3% 、卸・小売業では6.7%、サービス業 では3.0%であった。14000番台を取得済みと回答したのは、全体では44.6% 建設業では69.2%、製造業では70.0%、卸・小売業では 46.7%、サービス業 では12.1%、であった。14000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3%、建設業では0.0%、製造業では10.0%、卸・小売業では0.0%、サービス業では0.0% であった。 なお、無回答は、全体では35.9%、建設業では7.7%、製造業では0.0%、卸・小売業では46.7%、サービス業では72.7%であった。
創業年別に見ると(表12-3)、 9000番台を取得済みと回答したのは、全体では48.9%、 1949年以前では69.0%、1949〜1968年では59.3%、1969年以降では25.0%であった。9000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3%、 1949年以前では3.4%、1949〜1968年では 0.0 %、1969年以降では7.1 %であった。14000番台を取得済みと回答したのは、全体では 44.6%、1949年以前では 58.6%、1949〜1968年では 63.0%、1969年以降では25.0 %であった。14000番台を申請中または準備中と回答したのは、全体では3.3 %、1949年以前では3.4%、1949〜1968年では 0.0% 、1969年以降では 0.0 %であった。 無回答は、全体では 35.9%、 1949年以前では17.2%、1949〜1968年では 22.2% 、1969年以降では57.1 %であった。
問23は「問22で「9000番台を取得済み」または「9000番台を申請・準備中」と答えた方に伺います。取得の目的は何ですか。あてはまるものをすべて選んでください 」と質問した。【単純集計】の結果は、1 顧客満足の向上が87.5%、2 業務効率の改善が66.7%、3 売上の増加が16.7%、4 品質コストの低減が29.2%、5 経営管理の改善が25.0%、6 市場競争力の向上が45.8%であった。
規模別にISO9000番台の取得目的を見ると(表12-4)、 集計値は全体が48、100人未満の企業が11、 100〜299人の企業が13、300人以上の企業が16であった。 顧客満足の向上につながるからと回答したのが、全体では87.5%、100人未満では90.9%、100〜299人では92.3%、300人以上では81.3%であった。業務効率の改善につながるからと回答したのが、全体では66.7%、100人未満では81.8%、100〜299人では 61.5%、300人以上では56.3%であった。 売上の増加につながるからと回答したのが、全体では16.7%、100人未満では36.4%、100〜299人では7.7%、300人以上では12.5%であった。 品質コストの低減につながるからと回答したのが、全体では29.2%、100人未満では27.3%、100〜299人では23.1%、300人以上では31.3%であった。 経営管理の改善につながると回答したのが、全体では25.0%、100人未満では27.3%、100〜299人では15.4%、300人以上では 25.0%であった。市場競争力の向上につながるからと回答したのが、全体では45.8%、100人未満では45.5% 100〜299人では38.5%、300人以上では56.3%であった。
業種別にISO9000番台の取得目的を見ると(表12-5)、 集計値は全体が48、建設業が11、製造業が28、卸・小売業が3、サービス業が6であった。 顧客満足の向上と回答したのが、全体では 87.5%、建設業では100.0%、 製造業では 82.1%、 卸・小売業では 100.0%、 サービス業では 83.3% であった。 業務効率の改善と回答したのが、全体では 66.7%、建設業では 45.5%、 製造業では 71.4%、 卸・小売業では 100.0%、 サービス業では 66.7 %であった。 売上の増加と回答したのが、全体では 16.7%、建設業では 9.1%、 製造業では 25.0%、 卸・小売業では 0.0%、 サービス業では 0.0 %であった。 品質コストの低減と回答したのが、全体では 29.2%、建設業では 0.0%、 製造業では 46.4%、 卸・小売業では 0.0%、 サービス業では 16.7 %であった。 経営管理の改善と回答したのが、全体では 25.0%・建設業では 36.4%・ 製造業では 17.9%・ 卸・小売業では 66.7%、 サービス業では 16.7 %であった。 市場競争力の向上と回答したのが、全体では 45.8%、建設業では 54.5%、 製造業では 42.9%、 卸・小売業では 66.7%、 サービス業が 33.3 %であった。
創業年別に見ると(表12-6)、集計値は全体が48、1949年以前が21、1949〜1968年が16%、1969年以降が9であった。 顧客満足の向上と回答したのが、全体では87.5%、 1949年以前では90.5%、1949〜1968年では81.3%、1969年以降では88.9 %であった。 業務効率の改善と回答したのが、全体では66.7%、 1949年以前では61.9%、1949〜1968年では12.5 %、1969年以降では11.1%であった。 売上の増加と回答したのが、全体では16.7 %、1949年以前では19.0%、1949〜1968年では 63.0%、1969年以降では 25.0 %であった。 品質コストの低減と回答したのが、全体では 29.2 %、1949年以前では28.6%、1949〜1968年では 43.8% 、1969年以降では 0.0 %であった。 市場競争力の向上と回答したのが、全体では 45.8%、 1949年以前では47.6%、1949〜1968年では 43.8% 、1969年以降では44.4%であった。
問24は「問22で「9000番台を取得済み」と答えた方に伺います。ISO9000番台を取得後の結果はどうでしたか。」と質問した。45社を対象とした【単純集計】の結果は、
1)顧客満足の向上について、「大変よくなった」が6.7%、「よくなった」が71.1%、
「変化なし」が17.8%、「やや悪くなった」と回答したのは0.0%、「かなり悪くなった」と回答したのも0.0%、無回答は4.4%であった。
2)業務効率の改善について、「大変よくなった」が4.4%、「よくなった」が75.6%、
「変化なし」が15.6%、 「やや悪くなった」が2.2%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は2.2%であった。
3)売上の増加について、「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が40.0%、
「変化なし」が55.6%、「やや悪くなった」が0.0% 「かなり悪くなった」と回答したのは0.0%、無回答は4.4%であった。
4)品質コストの低減について、「大変よくなった」が6.7%、「よくなった」が22.2%、
「変化なし」が66.7%、「やや悪くなった」が2.2%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は2.2%であった。
5)経営管理の改善について、「大変よくなった」が 2.2%、「よくなった」が48.9%、
「変化なし」が44.4%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は4.4%であった。
6)市場競争力の向上について、「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が37.8%、
「変化なし」が57.8%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は4.4%であった。
7)従業員のモチベーションについて、「大変よくなった」が4.4%、「よくなった」が 57.8%、
「変化なし」が31.1%、「やや悪くなった」が4.4%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は2.2%であった。
8)従業員の教育・訓練の改善について、「大変よくなった」が2.2%、「よくなった」が73.3%、
「変化なし」が22.2%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は2.2%であった。
9)国際市場の開拓について、「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が 8.9%、
「変化なし」が82.2%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は8.9%であった。
10)国内市場の開拓 について、 「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が22.2%、
「変化なし」が73.3%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は4.4%であった。
11)その他の向上について、「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が 2.3%、
「変化なし」が52.3%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答は45.5%であった。
さて、「大変よくなった」に1点、「よくなった」に2点、「変化なし」に3点、「やや悪くなった」に4点、「かなり悪くなった」に5点を与えた5点尺度により、規模・業種・創業年別の平均値を算出した。
規模別にISO9000番台の取得目的の平均値を見ると(表12-7)、 顧客満足の向上の平均値は、全体では2.12 、100人未満の規模 が 1.90、 100〜299人の規模が 2.00 、300人以上が2.27 であった。 業務効率の改善の平均値は、全体では 2.16 、100人未満の規模 が 2.10 、 100〜299人の規模が2.18、300人以上が 2.13 であった。 売上の増加の平均値は、全体では2.58、100人未満の規模 が 2.50 、 100〜299人の規模が2.80、300人以上が 2.53であった。 品質コストの低減の平均値は、全体では2.66 、100人未満の規模 が 2.90 、 100〜299人の規模が2.45、300人以上が 2.53であった。 経営管理の改善の平均値は、全体では2.44、100人未満の規模 が 2.60、 100〜299人の規模が 2.20、300人以上が 2.47であった。 市場競争力の向上の平均値は、全体では2.60、100人未満の規模 が 2.50、 100〜299人の規模が 2.70、300人以上が 2.60 であった。 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体では2.36 、100人未満の規模 が 2.30、 100〜299人の規模が 1.91 、300人以上が2.60であった。 従業員の教育・訓練の改善の平均値は、全体では 2.20 、100人未満の規模 が 2.10 、 100〜299人の規模が2.09、300人以上が 2.27 であった。 国際市場の開拓の平均値は、全体では2.90、100人未満の規模 が 2.89、 100〜299人の規模が 3.00、300人以上が 2.87であった。 国内市場の開拓の平均値は、全体では2.77、100人未満の規模 が 2.80、 100〜299人の規模が 2.80、300人以上が 2.73であった。 その他の平均値は、全体では2.96 、100人未満の規模 が 3.00、 100〜299人の規模が 3.00、300人以上が 2.91であった。
業種別にISO9000番台の取得後の結果を見ると(表12-8)、 顧客満足の向上の平均値は、全体では回答数は2.12、建設業では2.00、製造業では2.12、卸・小売業では2.50、サービス業では2.20であった。 業務効率の改善の平均値は、全体では回答数は2.16、建設業では2.50、製造業では2.07、卸・小売業では2.00、サービス業では 2.00であった。 売上の増加の平均値は、全体では回答数は 2.58 、建設業では2.90、製造業では 2.54 、卸・小売業では2.00、サービス業では 2.40 であった。 品質コストの低減の平均値は、全体では回答数では2.66 、建設業では2.70、製造業では 2.63、卸・小売業では 2.50、サービス業では 2.80であった。 経営管理の改善の平均値は、全体では回答数では 2.44、建設業では 2.50 、製造業では2.38、卸・小売業では 2.00、サービス業では 2.80 であった。 市場競争力の向上の平均値は、全体では回答数では2.60 、建設業では2.60、製造業では 2.58、卸・小売業では 3.00、サービス業では 2.60 であった。 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体では回答数では2.36、建設業では 2.70、製造業では 2.22 、卸・小売業では2.50 、サービス業では2.40であった。 従業員の教育・訓練の改善の平均値は、全体では回答数では 2.20 、建設業では2.30、製造業では 2.15、卸・小売業では 2.50、サービス業では 2.20であった。 国際市場の開拓の平均値は、全体では回答数では2.90、建設業では 2.88 、製造業では2.88 、卸・小売業では3.00 、サービス業では3.00であった。 国内市場の開拓の平均値は、全体では回答数では2.77 、建設業では2.70 、製造業では2.77、卸・小売業では 3.00 、サービス業では2.80であった。 その他 は、全体では回答数では2.96、建設業では 2.88、製造業では 3.00 、卸・小売業では3.00 、サービス業では3.00であった。
創業年別に見ると(表12-9)、 顧客満足の向上の平均値は、全体で 2.12、 1949年以前では 2.22 、1949〜1968年では2.06、1969年以降では 2.00であった。 業務効率の改善の平均値は、全体で 2.16、 1949年以前では 2.16、1949〜1968年では 2.19 、1969年以降では2.00であった。 売上の増加の平均値は、全体で 2.58、 1949年以前では2.61、1949〜1968年では 2.69 、1969年以降では2.29であった。 品質コストの低減の平均値は、全体で 2.66、 1949年以前では 2.58 、1949〜1968年では2.56、1969年以降では 3.00であった。 経営管理の改善の平均値は、全体で 2.44 %、 1949年以前では2.44、1949〜1968年では 2.44、1969年以降では 2.43であった。 市場競争力の向上の平均値は、全体で 2.60、 1949年以前では 2.72、1949〜1968年では 2.56 、1969年以降では2.43であった。 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体で 2.36、 1949年以前では 2.37、1949〜1968年では 2.44 、1969年以降では2.14であった。 従業員の教育・訓練の改善の平均値は、全体で 2.20%、 1949年以前では 2.21、1949〜1968年では 2.19 、1969年以降では2.14であった。 国際市場の開拓の平均値は、全体で 2.90、 1949年以前では 2.88、1949〜1968年では 2.93、1969年以降では 2.86であった。 国内市場の開拓の平均値は、全体で 2.77、 1949年以前では 2.89、1949〜1968年では 2.81 、1969年以降では2.43であった。 その他の平均値は、全体で 2.9%、 1949年以前では 3.00、1949〜1968年では 2.92 、1969年以降では0.00であった。
全体的な結果として言えることは、 主な取得目的で顧客満足の向上、市場競争力の向上、業務効率の改善、従業員の教育・訓練の改善が挙げられる。 また、ISO9000番台取得後の結果として、従業員の教育・訓練の改善、従業員の士気の向上、経営管理の改善などに結び付くが、市場競争力や市場の開拓などにはあまり影響がないようだ。
規模別に見ると(表12-10)、集計値は全体が44、100人未満の規模 が 7、 100〜299人の規模が 11、300人以上が16であった。 企業イメージの向上という回答は、全体で77.3 %、100人未満の規模 が71.4 %、 100〜299人の規模が81.8 %、300人以上が 68.8 %であった。 従業員のモチベーションの向上 という回答は、全体で36.4 %、100人未満の規模 が28.6 %、 100〜299人の規模が54.5%、300人以上が 25.0 %であった。 環境へ配慮した企業活動への転換 という回答は、全体で79.5 %、100人未満の規模 が85.7%、 100〜299人の規模が 72.7%、300人以上が 81.3 %であった。 コスト削減 という回答は、全体で22.7%、100人未満の規模 が 28.6%、 100〜299人の規模が 9.1 %、300人以上が 31.3%であった。 生産性の向上という回答は、全体で 2.3 %、100人未満の規模 が0%、 100〜299人の規模が 0%、300人以上が 0.0%であった。 国際市場の開拓という回答は、全体で9.1 %、100人未満の規模 が14.3%、 100〜299人の規模が 0%、300人以上が 12.5%であった。 国内市場の開拓という回答は、全体で 15.9 %、100人未満の規模 が0 %、 100〜299人の規模が18.2 %、300人以上が 12.5 %であった。 自治体、地域社会との良好な関係作り という回答は、全体で36.4%、100人未満の規模 が 42.9 %、 100〜299人の規模が27.3 %、300人以上が 37.5%であった。
業種別に見ると(表12-11)、 集計値は全体が44、建設業が9、製造業が24、卸・小売業が7、サービス業が4であった。 企業イメージの向上は、全体で 77.3%、建設業では 66.7 % 、製造業では79.2%、卸・小売業では 85.7%、サービス業では 75.0%であった。 従業員のモチベーションの向上は、全体で36.4%、建設業では 33.3% 、製造業では 41.7 %、卸・小売業では28.6%、サービス業では 25.0 %であった。 環境へ配慮した企業活動への転換 は、全体で79.5 %、建設業では88.9 % 、製造業では83.3%、卸・小売業では 57.1 %、サービス業では75.0 %であった。 コスト削減は、全体で 22.7%、建設業では 22.2% 、製造業では 16.7 %、卸・小売業では28.6%、サービス業では 50.0%であった。 生産性の向上 は、全体で2.3%、建設業では 0% 、製造業では 0%、卸・小売業では0 %、サービス業では25.0%であった。 国際市場の開拓 は、全体で9.1%、建設業では 0% 、製造業では 16.7 %、卸・小売業では0%、サービス業では 0.0%であった。 国内市場の開拓 は、全体で15.9%、建設業では 0% 、製造業では20.8%、卸・小売業では 28.6 %、サービス業では0.0%であった。 自治体、地域社会との良好な関係作りは、全体で 36.4 %、建設業では44.4% 、製造業では 41.7%、卸・小売業では 0.0%、サービス業では 50.0%であった。
創業年別に見ると(表12-12)、 集計値は全体が44、1949年以前が18、1949〜1968年が17、1969年以降が7であった。 企業イメージの向上 は、全体では77.3%、 1949年以前では 83.3%、1949〜1968年では 76.5 %、1969年以降では71.4%であった。 従業員のモチベーションの向上 は、全体では36.4 %、 1949年以前では44.4 %、1949〜1968年では29.4%、1969年以降では 42.9%であった。 環境へ配慮した企業活動への転換 は、全体では79.5 %、 1949年以前では77.8 %、1949〜1968年では76.5%、1969年以降では 85.7%であった。 コスト削減は、全体では22.7%、 1949年以前では 33.3 %、1949〜1968年では17.6%、1969年以降では 14.3 %であった。 生産性の向上は、全体では2.3%、 1949年以前では 5.6%、1949〜1968年では 0.0%、1969年以降では0.0%であった。 国際市場の開拓は、全体では9.1%、 1949年以前では 0.0%、1949〜1968年では23.5%、1969年以降では 0.0%であった。 国内市場の開拓は、全体では15.9 %、 1949年以前では16.7 %、1949〜1968年では23.5%、1969年以降では 0.0% 自治体、地域社会との良好な関係作りは、全体では36.4%、 1949年以前では 33.3%、1949〜1968年では35.3%、1969年以降では 28.6%であった。
問26は「前頁の問22で「14000番台を取得済み」と答えた方に伺います。ISO14000番台を取得後の結果はどうでしたか。」と41社を対象に質問した。【単純集計】の結果は、
1)企業イメージの向上について、「大変よくなった」が9.8%、「よくなった」が 78.0%、
「変化なし」7.3%「やや悪くなった」が 0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が4.9%であった。
2)従業員のモチベーションの向上について、「大変よくなった」が2.4%、「よくなった」が61.0%、
「変化なし」34.1%、「やや悪くなった」 が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答2.4%であった。
3)環境へ配慮した企業活動への転換について、「大変よくなった」が14.6%、「よくなった」と回答したの65.9%、「変化なし」17.1「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が 2.4%であった。
4)コスト削減について、「大変よくなった」が 0.0%「よくなった」が36.6%
「変化なし」53.7%、「やや悪くなった」が 4.9%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が4.9%であった。
5)生産性の向上について、「大変よくなった」が0.0%「よくなった」が14.6%
「変化なし」78.0%、「やや悪くなった」が2.4%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が 4.9%であった。
6)国際市場の開拓いおいて、「大変よくなった」が 2.4%「よくなった」が4.9%
「変化なし」85.4%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が7.3%であった。
7)国内市場の開拓について、「大変よくなった」が2.4%「よくなった」が 14.6%
「変化なし」78.0%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が4.9%であった。
8)自治体・地域社会との良好な関係作りについて、「大変よくなった」が 2.4「よくなった」が41.5%
「変化なし」51.2「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が4.9%であった
9)その他について、「大変よくなった」が0.0%、「よくなった」が 4.9%
「変化なし」48.8%、「やや悪くなった」が0.0%、「かなり悪くなった」が0.0%、無回答が46.3%であった。
さて、「大変よくなった」に1点、「よくなった」に2点、「変化なし」に3点、「やや悪くなった」に4点、「かなり悪くなった」に5点を与えた5点尺度により、規模・業種・創業年別の平均値を算出した。
規模別に見ると(表12-13)、 企業イメージの向上の平均値は、全体で 1.97 、100人未満の規模 が2.17 、 100〜299人の規模が2.00、300人以上が 1.93であった。 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体で2.33、100人未満の規模 が 2.50 、 100〜299人の規模が1.90 、300人以上が 2.43であった。 環境へ配慮した企業活動への転換の平均値は、全体で2.03、100人未満の規模 が 2.17 、 100〜299人の規模が2.10、300人以上が 1.79 であった。 コスト削減の平均値は、全体で 2.67 、100人未満の規模 が2.50 、 100〜299人の規模が3.00 、300人以上が 2.50であった。 生産性の向上の平均値は、全体で 2.87 、100人未満の規模 が2.83、 100〜299人の規模が 3.00 、300人以上が 2.71であった。 国際市場の開拓の平均値は、全体で2.89 、100人未満の規模 が3.00 、 100〜299人の規模が3.00、300人以上が 2.79であった。 国内市場の開拓の平均値は、全体で2.79、100人未満の規模 が 3.00 、 100〜299人の規模が2.89、300人以上が 2.64 であった。 自治体・地域社会との良好な関係作りの平均値は、全体で 2.51、100人未満の規模 が 2.67 、 100〜299人の規模が2.56、300人以上が2.36であった。 その他の平均値は、平均値 2.91 、100人未満の規模 が2.50、 100〜299人の規模が 3.00、300人以上が 2.89であった。
業種別に見ると(表12-14)、 企業イメージの向上の平均値は、全体で 1.97、建設業では 2.00 、製造業では1.90、卸・小売業では 2.14、サービス業では 2.00であった。 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体で2.33、建設業では 2.50、製造業では 2.19、卸・小売業では 2.43 、サービス業では2.50 であった。 環境へ配慮した企業活動への転換の平均値は、全体で2.03、建設業では 2.13、製造業では 1.95、卸・小売業では 2.00、サービス業では 2.25 であった。 コスト削減の平均値は、全体で2.67、建設業では 2.63 、製造業では2.85、卸・小売業では 2.57 、サービス業では2.00であった。 生産性の向上の平均値は、全体で 2.87 、建設業では2.88、製造業では 2.95 、卸・小売業では2.71 、サービス業では2.75であった。 国際市場の開拓の平均値は、全体で 2.89 、建設業では3.00 、製造業では2.80 、卸・小売業では3.00 、サービス業では3.00であった。 国内市場の開拓の平均値は、全体で 2.79、建設業では 3.00 、製造業では2.70 、卸・小売業では2.71、サービス業では 3.00であった。 自治体、地域社会との良好な関係作りの平均値は、全体で 2.51、建設業では 2.38 、製造業では2.50、卸・小売業では 2.71、サービス業では 2.50であった。 その他の平均値は、全体で 2.91、建設業では 2.83 、製造業では2.91、卸・小売業では 3.00 、サービス業では3.00であった。
創業年別に見ると(表12-15)、 企業イメージの向上の平均値は、全体で 1.97、 1949年以前では 2.00 、1949〜1968年では1.94 、1969年以降では2.00 従業員のモチベーションの向上の平均値は、全体で 2.33、 1949年以前では 2.13、1949〜1968年では 2.47、1969年以降では 2.43、環境へ配慮した企業活動への転換 が、全体で 2.03、 1949年以前では 2.13、1949〜1968年では 1.94 、1969年以降では 2.00 コスト削減がの平均値は、全体で 2.67、 1949年以前では 2.60 、1949〜1968年では2.76 、1969年以降では 2.57 生産性の向上の平均値は、全体で 2.87、 1949年以前では 2.73 、1949〜1968年では3.00 、1969年以降では 2.86 国際市場の開拓の平均値は、全体で 2.89、 1949年以前では 3.00、1949〜1968年では 2.75 、1969年以降では 3.00 国内市場の開拓の平均値は、全体で 2.79、 1949年以前では 2.93 、1949〜1968年では2.65、1969年以降では 2.86 自治体、地域社会との良好な関係作りの平均値は、全体で 2.51、 1949年以前では 2.53 、1949〜1968年では2.35 、1969年以降では2.86 その他の平均値は、全体で 2.91、 1949年以前では 3.00 、1949〜1968年では2.80、1969年以降では 3.00