(1)『イーヨーの心の世界へ』
大江健三郎著『新しい人よ眼ざめよ』『静かな生活』の中で描かれているイーヨーの姿を、死の不安の克服と大人への歩みの物語として考察をくわえた。教養総合の講義「病と障害の心理」での講義をもとにしたもの。
(2)『少年は得意な存在か』
神戸連続児童殺傷事件の直後、太郎次郎者の雑誌『ひと』に寄せた文章。直接、障害に関わるものではないが、障害児・者との関わり合いの中で考えてきたことや、「教育心理学」、あるいは「生活指導」の講義の中で考えてきたことをもとにまとめた。
(3)インドスタディツアーの体験から
一時期、私は研究室の先輩、楠原彰先生の主催するインドのスタディツアーに参加させていただいた。ここ数年、忙しくて参加することができないでいるが、そこで出会ったできごとの報告である。