【日時】 昭和58年(1983)1月9日、11~13日

【場所】明治神宮会館、国際文化会館

【主催】國學院大學日本文化研究所

【内容】

公開講演会 昭和58年1月9日(日) 明治神宮会館
ロバート・N・ベラー(カリフォルニア大学バークレー校教授)「文化的アイデンティティとアジアの近代化」
ピーター・L・バーガー(ボストン大学教授)「西と東―世俗化をめぐる諸問題」

セッションA「宗教と世俗化」 昭和58年1月11日(火) 国際文化会館
発題
井門富二夫(筑波大学教授)「世俗化論をめぐって」
アリフィン・ベイ(筑波大学客員教授)「インドネシアのイスラム的近代化」
ルネ・E・メンドーサ(フィリピン大学教授)「フィリピン人の自画像とカトリシズム」
薗田稔(本学教授)「日本社会の宗教性と世俗化」

コメンテーター
柳川啓一(東京大学教授)
ピーター・バーガー

司会
阿部美哉(放送教育開発センター教授)
井上順孝(日本文化研究所講師)

セッションB「伝統文化と近代化」 昭和58年1月12日(水) 国際文化会館
発題
郭振羽(シンガポール国立大学教授)「シンガポールの国家建設と言語政策」
伊藤亜人(東京大学助教授)「韓国近代化と伝統の再認識」
平井直房(本学教授)「日本近代化と伝統文化―日本における二、三の問題」

コメンテーター
ロバート・ベラー
中根千枝(東京大学教授)
張籌根(京畿大学教授)

司会
阿蘇谷正彦(本学助教授)
ヤン・スィンゲドー(南山大学教授)

セッションC「民族文化の発見」 昭和58年1月13日(木) 国際文化会館
発題
トリロキ・N・マダン(デリー大学教授)「インドと日本―文化的アイデンティティの比較」
ピニット・ラタナクン(マヒドン大学教授)「タイ文化の継承と人文学」
柳東植(延世大学教授)「民族的自立と韓国学の形成」
内野吾郎(本学教授)「近世国学と新国学」

コメンテーター
鈴木満男(山口大学教授)
上田賢治(本学教授)

司会
藤田富雄(立教大学教授)
デヴィッド・リード(東京神学大学教授)

書籍での刊行

アジア文化の再発見