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文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業について 平成19(2007)年度竣工予定の学術メディアセンター棟の有効活用と、研究開発推進機構における建学の精神による研究のさらなる推進を図るため、研究開発推進センターでは、理事会メンバーからなる21世紀研究教育計画委員会決定により、研究教育事業「モノと心に学ぶ伝統の知恵と実践」を策定いたしました。
当該事業は、機構内に「伝統文化リサーチセンター」を設置し、 (1)「祭祀遺跡に見るモノと心」 (2)「神社祭礼に見るモノと心」 (3)「國學院の学術資産に見るモノと心」 という3つのプロジェクトを設けます。それぞれのプロジェクトでは、生活の中で作られた「モノ」と、その背景にある「心」の関係を明確化し、そこから抽出される伝統文化が育んだ知恵と実践の社会的意義を究明します。
これらプロジェクトは本学の教員と外部の研究者・職業人と若手研究者が一体となり進め、その成果を積極的に展示・口頭発表・論文の形式で公開していきます。
当該事業は文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業に選定されました(平成19年度から平成23年度まで)。今後はより一層の発展を目指します。
なお、オープン・リサーチ・センター整備事業の全体的な概要については、文部科学省のページに紹介されています。
研究開発推進機構の発足 平成19(2007)年4月1日より、日本文化研究所、考古学資料館、神道資料館、研究開発推進センターを再編成した「研究開発推進機構」が発足します。研究開発推進センターは、21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」の継承発展と、平成19(2007)年度竣工の学術メディアセンター棟の有効活用を第一に、この研究開発推進機構の組織や事業計画を策定いたしました。
研究開発推進機構は、日本文化研究所、学術資料館、校史・学術資産研究センター、研究開発推進センターによって構成され、本学の建学の精神に基づく研究教育活動を進める予定です。
なお発足以降も、研究開発推進センターでは一層の教育研究環境整備に貢献いたします。
学内研究体制の整備 現在、國學院大學の渋谷キャンパスでは、大規模な再開発事業を行っており、教室や事務等に続き研究施設についても、図書館や考古学資料館、神道資料館、さらには日本文化研究所などが一体化された建物(「学術メディアセンター棟」)が平成19(2007)年度に完成する予定です。
ただ、建物が完成しても、研究が活性化しなければ、再開発の効果を十二分に得られることはできません。そこで、研究開発推進センターは、本学の教員と外部の知識人との共同参画による、日本文化の学際的・総合的研究発信のプランを検討しております。
研究開発推進センターも、学術メディアセンター棟に移転の予定です。
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