大学学部における教育プログラムの策定
國學院大學の学則第1条には、「本学は神道精神に基づき人格を陶冶し、諸学の理論ならびに応用を攻究教授し、有用な人材を育成することを目的とする」とあります。この「主体性を保持した寛容性と謙虚さ」といい換えることのできる建学の精神に基づき、研究開発推進センターでは、教育プログラム「宗教文化の体系的履修による異文化理解」を策定いたしました。このプログラムは、世界各地で人々の軋轢・対立を惹起している、宗教文化に起因する種々の社会的課題を発見し克服しうる「地域に根ざした国際的人材」を、学士課程レベルで養成することを目的とします。具体的には、
- 内外の異文化理解の基礎となる神道をはじめとする宗教文化に関する講義・演習科目
- 様々な地域文化と宗教に関する本学部独自の講義・実習混在型科目
- 諸宗教・異文化に関する理解度等の客観的自己判断を可能にする補完的科目・テスト
などを従来の有用な科目と有機的に組み合わせることで、国内・国外における異文化間の相互理解を深めるための模範的独創的な学部教育が可能となります。
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