國學院大學の建学の精神を涵養した研究者は、単に専攻研究を発展させるのみならず、社会に協調・共生をもたらす牽引力になることが期待されます。本学では、そうした可能性を持つ若手研究者、特に大学院博士課程修了者や、それと同程度の能力を有する者の育成を、全学的に取り組むべき重要な使命として位置づけています。

　研究開発推進センターは発足当初から、任期制若手専任教員やポスドク研究員を任用できるよう規程を整え、博士学位の取得者や本学出身の若手研究者が、真に社会貢献しうる人材へと飛躍できるよう配慮しました。本センターでは、計画の策定や調査分析といった研究の遂行ばかりでなく、研究事務を遂行する機会なども積極的に設けています。

　このほか、本学の21世紀COEプログラムにかかわる研究を進める若手研究者を対象とした研究費や、大学院博士課程後期学生への図書費など、各種奨学資金の実務や研究事務面でのアドバイス・相談を行っています。

　なお、奨学資金等の募集のある場合は、このページでお知らせいたします。