源氏物語の本文資料の再検討と新提言のための共同研究

■ 研究の概要

 

 

 

 

 
 

本研究の期間は4年間ですが、その概要は以下のようになります。


 1.海外を含めた『源氏物語』の研究者との共同研究の場を育成する。

 2.共有資源としての源氏物語本文のデータベースを構築する。

 3.データベースの活用と共同研究を通して『源氏物語』本文の

分類に関する新提言を行なう。

 4.河内本の再検討を通して、河内本とはどのような本文の集合体で

あるかを明確にする。

 5.『源氏物語』の諸伝本間の位相を、本文異同の実態を踏まえて

目に見える形で提示する。

 6.定家本『源氏物語』の本文と注釈の生成過程について考察する。

 7.海外での共同研究集会を3年目に実施する。

 8.国内での共同研究集会は、中国・四国・九州→近畿中部→関東以北の順で

実施する。

 9.大学院生などの若手の研究者を育てるためのプログラムを積極的に導入する。

10.国文学研究資料館との連携を図り、幅広い情報のやりとりを心がける。

本研究が4年間で取り組む内容は、以下の3群にまとめられます。

( 1) 共同研究

〔1-1〕 源氏物語本文の分類に関する新提言  《平成22年度》

〔1-2〕 河内本の再検討  《平成19・20・21・22年度》

〔1-3〕 諸伝本間の位相の視覚化  《平成19・20・21・22年度》

〔1-4〕 定家本本文と注釈の生成過程  《平成19・20・21・22年度》

( 2) 研究討議と情報交換

〔2-1〕 海外での共同研究集会の実施 (イタリアを予定)  《平成20年度》

〔2-2〕 国内でのテーマ別研究集会の開催

・平成19年度 (中国・四国・九州)

・平成21年度 (近畿中部・関東〉

・平成22年度 (関東以北)

( 3) データベース構築から情報発信へ

〔3-1〕 源氏物語本文のデータベース構築  《平成19・20・21・22年度》

〔3-2〕 構築過程でシステムを設計  《平成19・20年度》

〔3-3〕 公開用閲覧検索システム開発と運用  《平成21・22年度》

〔3-4〕 国文学研究資料館との連携をはかり情報を発信  《平成22年度》

 
 

 

 

 

 

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画像提供:國學院大學図書館

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