2021年度第6回日本文化研究所研究会開催のお知らせ
日本文化研究所は、12月15日に第6回日本文化研究所研究会を開催いたします。
日時:12月15日(水)18:30~20:30
開催方式:Zoomを用いたオンライン開催
発表者:古畑侑亮(日本文化研究所ポスドク研究員)
発表題目:「明治初期における考古学的知識の受容と遺跡・遺物観―埼玉県域の国学者を中心に―」
発表要旨: 遺跡・遺物と人々との関係については、考古学や人類学における学史の一部として取り上げられてきた。近年では、人々が遺跡・遺物をどのように捉えていたのかを社会的背景、階層による認識の違いから追究する「遺跡・遺物の社会史」が提起されているが、そこでは捨象されがちな個々人の思想的背景や学派による認識の違いについても留意する必要があるだろう。本報告では、幕末・明治初期を生きた国学者たちが西洋考古学の知識をどのように理解し、遺跡や遺物をいかに認識していたのか、学派の違いを踏まえて考察する。
参加希望の方は、12月13日(月)までに、以下のフォームからお申し込みください。 締切後、ご回答頂いたメールアドレスに、研究会のZoomセッションへのリンクをお送りします。
主催:國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 ※なお、記録のためにZoomセッションを録画させて頂きます。ご了承ください。