2025年度第3回日本文化研究所研究会[2026/3/26]

2025年度第3回日本文化研究所研究会開催のお知らせ

kenkyukai

日本文化研究所は、3月26日に第3回日本文化研究所研究会を開催いたします。

日時: 3月26日(木)15:00~17:30

開催方式: ハイブリッド
 対面:國學院大學渋谷キャンパスAMC棟5F会議室06
 オンライン:Zoom

発表者と発表題目:
発表(1) 星野靖二(日本文化研究所所長)「岸本英夫と日本文化研究所:「盲点の会」の再検討」
発表(2) ギャレット・ワシントン(マサチューセッツ大学アマースト校准教授、國學院大學国際客員研究員)「戦前日本の女性在家仏教信者たちと帝国のプラン」
使用言語 日本語

要旨(1)星野靖二「岸本英夫と日本文化研究所:「盲点の会」の再検討」:
 日本文化研究所は1955年に設立されたが、その設立に岸本英夫が関わったことはよく知られている。しかし、岸本が日本文化研究所で何を研究していたのかについては、必ずしも十分に検討されてきたわけではない。本発表では、1956年から58年にかけて岸本の主導のもとに開催された「盲点の会」という研究会を取り上げる。この研究会は、国際宗教学宗教史学会第9回世界大会が1958年夏に日本で開催されることを念頭に置いて、その準備の一環として企図されたものであり、参加者達は、当時の英語書籍にみられる日本宗教の記述を取り上げて討議し、それによって日本宗教の特質や独自性を考えようとしていた。本発表では「盲点の会」の同時代的な位置付けにも触れた上で、実際にどのようなテキストが読まれ、どのような議論がなされていたのか紹介したい。

要旨(2)ギャレット・ワシントン「戦前日本の女性在家仏教信者たちと帝国のプラン」:
 先行研究の積み重ねにより、僧侶や在家仏教徒、またプロテスタントのキリスト教徒が日本の帝国主義のプロジェクトに積極的に関与したことが明らかになっている。しかし、これらの研究は主として男性を対象としてきたため、両教の女性一般信者が、どのように帝国を概念化し、それに関わったのかという問題は、未だ十分に解明されていない。発表者が現在取り組んでいる両教の女性一般信者に関する研究の一環として、本発表では浄土真宗の女性在家信徒に焦点を合わせる。明治後期から昭和初期にかけて仏教の婦人会が刊行していた雑誌を通して、当時どのような講演や行事が行われていたかを検討し、女性在家仏教信者たちが、帝国主義のプロジェクトから影響を受けつつ、同時にそれに関与しようとする過程において、どのように自らの宗教的信念や理想、また制度を用いたのかを論じる。

参加希望の方は3月24日(火)までに下記フォームからお申し込み下さい。
ZoomのURLは対面参加をお申し込みの方にもお送りします。対面かオンラインかで参加を迷われている方は、ひとまず対面でお申し込み下さい。

研究会の申し込みフォーム

研究会告知ポスターのダウンロード

主催:國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所
※なお、記録のためにZoomセッションを録画させて頂きます。ご了承ください。

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