令和4(2022)年度国際研究フォーラム「ミュージアムでみせる宗教文化」
日時 | 2022年12月11日(日)13:00~17:30 |
---|---|
会場 | 國學院大學渋谷キャンパス120周年記念2号館1階・2101教室 |
主催 | 國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 |
使用言語 | 日本語 |
講演者・題目 | 第Ⅰ部:大学ミュージアムの中の宗教文化 深澤太郎(國學院大學博物館准教授) 「来て、見て、体感する神道と日本の宗教文化」 |
熊谷貴史(佛教大学宗教文化ミュージアム学芸員) 「展示するモノと展示するコト:仏教文化の視点から」 |
|
下園知弥(西南学院大学博物館助教・学芸員) 「キリスト教展示の現状と課題:諸教会の文化をいかに展示するか?」 |
|
第Ⅱ部:多様性の中の日本の宗教文化 エミリ・アンダーソン(全米日系人博物館学芸員) 「強制収容所内の信仰と宗教:アメリカの日系人博物館を通して考える日系人の多様な宗教経験」 |
|
北原モコットゥナㇱ(北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授) 「アイヌ文化展示が照らす日本・東アジアの宗教」 |
|
コメンテーター | 田澤恵子(公益財団法人古代オリエント博物館研究部研究部長) |
髙橋典史(東洋大学社会学部国際社会学科教授) |
※参加費無料。参加をご希望の方は、以下の申し込みフォームより12月4日(日)までにお申し込みください。
[申込フォーム①](シンポジウムのみ)
[申込フォーム②](フォーラム+展示見学)
※定員に達しましたので、フォーラム+展示見学については、受付を終了しました。フォーラムのみご参加の方は引き続きお申し込みいただけます。
【趣旨】
「宗教文化」について学ぼうとする際に、文字で書かれたものが重要であることはいうまでもないが、物体としてのモノや、実践としてのコトも、また欠かすことのできないものである。本国際研究フォーラムでは、こうしたモノやコトをみせる場としてのミュージアムに焦点を合わせ、その実践や可能性について考えたい。
全体を2部に分け、第Ⅰ部「大学ミュージアムの中の宗教文化」では、宗教系大学に設置されている大学ミュージアムの展示担当者に登壇をお願いし、宗教系大学という、ある意味で特定の宗教伝統と当事者的に関わっている立場から、どのような展示の試みがなされているのか、報告してもらって議論する。第Ⅱ部「多様性の中の日本の宗教文化」では、アメリカにおける日系人の宗教文化や、アイヌの宗教文化についての展示について報告してもらい、それらの豊かさについて学びながら、同時に日本で「日本の宗教文化」をみせようとする際の自明性のようなものを、少し異なる視点から照射してみたい。
第Ⅰ部・Ⅱ部を通して、必ずしも宗教実践の直接の現場ではないミュージアムにおいて、どのように宗教文化をみせることができるのか、またデジタル化やインターネットを通じた公開が進む今、モノを現実空間でみせるということに、どのような意味があり、どういった工夫をしているか、といった点などについても議論を深めたい。
《展示見学のご案内》
深澤太郎氏(國學院大學博物館准教授)「展示担当者がミせる宗教文化」
【日時】2022年12月11日(日)シンポジウム終了後、17:45~(30分程度を予定)
【展示情報】國學院大學博物館ホームページ・特別展「走湯山と伊豆修験-知られざる山伏たちの足跡-
【受付】事前予約制。上記[申込フォーム②]よりお申し込みください。
※國學院大學博物館のホームページからは、展示見学にお申込みいただけません。
※申込受付は感染症対策の都合により先着順となっております。また、博物館での受け入れ準備の都合上、当日のお申し込みは受付できません。予めご了承ください。
プログラム
※こちらからダウンロードいただけます。
チラシ
※こちらからダウンロードいただけます。