2023年度第2回日本文化研究所研究会開催のお知らせ

kenkyukai

日本文化研究所は、7月3日に第2回日本文化研究所研究会を開催いたします。

日時:7月3日(月)19:00~20:40

開催方式:Zoomを用いたオンライン開催

発表者:川嶋麗華(日本文化研究所助教(特別専任))

発表題目:「火葬の場における儀礼の形成と普遍化」

発表要旨: 日本では、明治8年に通達された火葬の指針などを契機として、火葬炉を導入し、その技術的な改良が重ねられてきた。高度経済成長期(1955-1973)を経て火葬場が全国的に普及する以前には、土葬、薪や藁による火葬(ノヤキ)といった遺体処理の習俗が各地に伝承された。こうした習俗は、火葬施設の技術的変化と連動しながら、現在の火葬場にかたちを変えつつも部分的に伝承されている。本発表では、現在の火葬場にみられる身内による「拾骨」という行為に注目し、複数の葬送習俗に関する現地調査をもとに、火葬の場における儀礼の形成と普遍化の過程を追跡する。

参加希望の方は、7月1日(土)までに、以下のフォームからお申し込みください。
締切後、ご回答頂いたメールアドレスに、研究会のZoomセッションへのリンクをお送りします。

研究会の申し込みフォーム

研究会告知ポスターのダウンロード

主催:國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所
研究活動スタート支援22K20078「現代における「拾骨」の重視と全国的な普及過程に関する研究」と共催

※なお、記録のためにZoomセッションを録画させて頂きます。ご了承ください。