国際研究フォーラム「見えざるものたちと日本人The Japanese and the Realm of the Unseen」講演会

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日時 2020年12月19日(土)14:00~17:30
会場 Zoomによるオンライン開催
主催 國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所
使用言語 日本語
講演者・題目 小泉 凡 (小泉八雲記念館館長、島根県立大学短期大学部名誉教授)
「ラフカディオ・ハーンと『見えざるもの』の交渉をめぐって」
  斎藤英喜(佛教大学教授)
「陰陽師からいざなぎ流へ-見えるものから〈見えない世界〉を探る技法」
  アンドレア・カスティリョーニ(名古屋市立大学講師)
「湯殿山信仰における不可視性と秘密性」
コメンテーター 飯倉義之(國學院大學准教授)
  藤澤 茜(神奈川大学准教授)
司会 平藤喜久子(國學院大學 研究開発推進機構 日本文化研究所長)

※参加費無料。参加をご希望の方は、申し込みフォームより12月12日(土)までにお申し込みください。

【趣旨】

 神、幽霊、妖怪、鬼などなど、日本人の周りには、さまざまな「見えざるもの」たちがいた。その「見えざるもの」たちの存在を信じ、信仰し、ときには交わり、使役したりするものも現れた。その交流の物語は人々の想像力を刺激し、あらたな信仰や物語、そして絵画が生み出されてきた。現在でも、ポップカルチャーの中で、鬼と戦う物語や地獄の世界、神々との交流を描く話が生み出され、人気を得ている。そして、その日本人が紡いできた見えざるものたちとの世界は、明治期以降、海外にも紹介されてきた。

「見えざるもの」を日本人は、どのように伝え、描き、信じてきたのか。そしてそのあり方は日本以外の地域で育った人にはどう見えるのだろうか。本ワークショップでは、宗教、文学、歴史、美術など、さまざまな観点から日本人と見えざるものの関わりを問い直したい。

《関連ワークショップ開催のお知らせ》

ワークショップ1「見えざるものをエガク」 【日時】2020年12月10日(木)19:30~21:30     Zoomによるオンライン開催

ワークショップ2「見えざるものをカタル」 【日時】2020年12月16日(水)19:30~21:30     Zoomによるオンライン開催