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博打
賽、花札などを使用し、金品を賭けて勝負をすること。勝負の種類には、オイチョカブ(→「オイチョカブ」参照)やサイコロを振って盤上の駒を動かし勝敗を争う双六、奇数偶数を当てる丁半などがある。
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庄内平野も金より物の時代になっていたのです。
終戦後の日本は深刻な食糧不足に陥り、商品同士の物々交換が浸透した。庄内地方も例外ではなく、酒田市(→「酒田」参照)飛島村では、米一升に対し塩辛なら1本、するめなら10枚という割合で食品が交換されていた。
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義太郎の家
モデル不明。森敦のエッセイや書翰等からも推定不能。
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檀家
寺院に属し、布施をする俗家。あるいは信者。布施を意味する梵語の dāna の音写から、寺を経済的に支援する人や家を「檀那」「檀家」という呼称が生れた。
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義太郎のがが
モデル不明。森敦のエッセイや書翰等からも推定不能。
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義太郎の弟
モデル不明。森敦のエッセイや書翰等からも推定不能。
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直ってもろう
現地調査によると、庄内地方で使われている方言。戦争等で配偶者がいなくなった場合、その後改めてその配偶者の兄弟姉妹が結婚し家に入ること。
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義太郎のばさま
モデル不明。森敦のエッセイや書翰等からも推定不能。
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洟ったらしの男の子
モデル不明。森敦のエッセイや書翰等からも推定不能。
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米櫃
米を保存する容器。櫃とは中国語の櫃子(きつ)が変化した言葉で、蓋のある大型の箱を指す。
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鬼のいぬ間
「鬼のいぬ間に洗濯」を略した言い方。気をつかわねばならない人や怖い人などがいない間に心をくつろげることをいう。この場合の「洗濯」は命の洗濯、すなわち普段の苦労から解放されて息抜きすることを意味している。